お手本をよく観察して成形すると、とても練習になる話

こんにちは。

ずいぶん前にスウェーデンからミニチュアの陶器を購入しました。

購入したのは全部で6点、送料込みで30000円弱くらいだった記憶があります。

買ったのはJohn Andersson(ジョン・アンダーソン)氏の作品。

↓購入した器たち。

これらの作品は1950年代の作品とのこと。

この中で一番のお気に入りは前列一番右の黄色の作品です。

この作品の形を作ってみたくなり、形を真似して作ってみました。

↓一番最初に真似したものです。ずんぐりむっくり感がすごい…

この日結局5つ作り、最後は何となく良い感じになりました。

↓乾燥→焼成を経ると同じくらいの大きさになるかな。

↓見本と実際に作った作品たち。

手元に実物がある意味は本当に大きくて、実際にいろいろな角度から見たりできるのでとても参考になります。

こうやって、既にあるものの形を狙って成形することは本当に練習になります。

今までは、何となくできた形が最終形でしたが、これからはちゃんと最終形の形をイメージしてそれに近づけるように成形をしていきたいです。

たった1日しか練習していませんが、普段より何倍もろくろが上手になった気がします。

ちなみにJohn Andersson(ジョン・アンダーソン)氏はこんな人です。

John Andersson(ジョン・アンダーソン)~ホガナス製の陶磁器
ジョン・アンダーソン(John Andersson)(1899年~1969年)は輝かしいスウェーデンの20世紀陶芸界を代表するデザイナーの一人です。彼は1940年代~50年代の間、ヘガネスのトップデザイナーの一人でした。アンダーソンの作品はスウェーデン国立美術館にも寄贈されています。

引用:MotherSweden様ホームページより