こんにちは。
昨日はよみうりカルチャー自由が丘様にて、午前中「はじめてのミニチュア陶芸」、午後に「ミニチュア陶芸教室」で講師をしてきました。
久しぶりにブログに書きますが、月に2回(第1・第3日曜日)開催しています。
もし教室に来てみたいという方は、「よみうりカルチャー自由が丘」様のホームページをご確認ください。
さて、今日は教室では気づきがたくさんということを書いていこうと思います。
僕が陶芸を始めてから18年ほど経ちますが、自分の好きな方法で好きな作品しか作ってきませんでした。
しかし、教える立場になったことで、生徒さんの「これ作りたいです」と言う願望に精一杯応える必要が出てきました。
この立場が本当にためになっていて、分からないことは調べるし、実験するので、自分の経験としてどんどん蓄積されて行くのがよく分かります。
「成長したければ人に教えるのが一番」みたいなことを聞いたことがありますが、これは本当だと実感しいています。
昨日も生徒さんから相談されたことが多数あり、その全ては解決できた訳ではありませんが、いろいろと勉強になりました。
その一例を挙げると、
- 薄めに釉薬を掛けたい場合は、わざと釉薬の比重を下げる
- 織部を掛けた作品の近くの置いた作品は、織部の緑が色移りするときがある
- 「雲母金」「雲母銀」という上絵の具がある
- サヤに入れた還元焼成は灰がなくなり、織部は通常よりもくすんだ緑色になる
などなど
【忘備録:昨日の教室を終えて】
・薄めに釉薬を掛けたい場合は、ちょっとシャバシャバな感じが良いかも(石灰透明:ボーメ44で良い感じになった)
・織部はまわりの器に色移りする場合がある→織部の上に透明釉を薄くかけると回避できるという噂(後日検証する) pic.twitter.com/tgteoTR6yZ— ミニチュア陶芸家 / 市川 智章(イチカワ ノリアキ) (@ichinori1973) June 6, 2022
毎回学びの多いミニチュア陶芸教室、なかなかと言うか、本当に奥深いです。
↓昨日窯出しした生徒さんの作品たち。