こんにちは。
しっぴきが苦手な僕は、いつの頃からか、ろくろを引く際には石膏板が手放せなくなっていました。
珪藻土コースター(ピンク)と石膏コースター(白)を使って、ろくろの引きやすさの比較をしてみました。個人的には珪藻土コースターの方が引きやすいことが分かりました。それぞれのメリットとデメリットは今日のブログに書く予定です😉 pic.twitter.com/ZVhvyKpiqU
— 市川 智章(のりあき)@ミニチュア陶芸家 (@ichinori1973) 2018年11月27日
しかし先日、珪藻土コースターを使ってみたら、思ったよりも使いやすくビックリしました。
そこで、珪藻土コースターと石膏コースターではどちらが使いやすいかを検証してみました。
目次
まずは振り返りから
まずはどちらも記事にまとめているので、それを参照して頂ければと思います。
■石膏コースターの記事
■珪藻土コースターの記事
形の比較
まずは形を比較して行きます。
▼ピンクが珪藻土コースター、白が石膏コースターです。
▼重ねてみたところ。珪藻土コースターの方が若干大きいです。
▼珪藻土コースターは直径約10センチ。
▼石膏コースターは直径約9センチ。
使ってみての感想
珪藻土コースター
- ターンテーブルに程よく食いつき、ろくろを引いても動かない
- 土が乾燥する時間がちょうど良い
石膏コースター
- 裏面がコルクになっているので、ターンテーブルに固定しても力を入れると空回りしてしまう
- 水を良く吸い乾燥も早いので、全ての工程が終わる前に土が剥がれてしまう
結果、どっちが良いの?
両方を使ってみて、珪藻土コースターの方が使いやすいことが分かりました。
ターンテーブルへの食いつきが良いのが◎です。
石膏コースターより高いですが、1つ150円なので大量買いしても大丈夫そうです。
▼珪藻土コースターを使って作った器。形が美しくないけど、まぁテストだから良いか…。
▼石膏コースターを使って作った器。作業の途中で土が石膏から剥がれてしまったので、作業は途中で断念。もう少し手を入れたかった。
まとめ
しっぴきで器の形が歪むことは多々あります。
薄く作れば作るほど、歪みが生じやすくなるので、それを回避するにはこのコースターはなかなか使えると思います。
1つ100円~150円なので、器の歪みに悩んでいる方は是非使ってみてください。