【2018年11月19日窯出し】本焼き後の備忘録

こんにちは。

先週末に開始した本焼きですが、無事に?終わりました。

今日はその備忘録を残しておきます。

目次

モヤモヤが残る結果になった

最近、本焼きが終わったときに自分が気に入るような仕上がりになっていたので、油断したのかもしれません。

窯を開けたときに、そのまま扉を閉じたくなったのは久しぶりです…。

それほど器たちを見るのが辛かった。

それは満足行く仕上がりの器が目に入ってこなかったから。

久しぶりにモヤモヤが残る本焼きとなってしまいました。

※写真を撮ることすら気持ちが乗りません…。

どの器がダメだったのか

ダメだった器は全て普段使いの器たち。

参照:新米を食すために、お茶碗を作っているよ

器が大きくなると、少しのミスが命取りになります。

何がダメだったのか

以下、今回ダメだった点を挙げて行きます。

  • ヤスリで高台を削る際に欠けてしまった器が多々あり(シャモット(焼粉)、セルベン(焼素地粉))が入っているため、それが引っ掛かるので、削ると欠けやすい)
  • 刷毛塗りで釉薬を塗ったが、ムラが激しく出てしまった(小さな器は良いが、大きな器は釉薬を均一に掛けないとムラが目立つ)

では、次回からどうする?

今回の失敗の要因は、釉薬掛けを急いでしまったためだと思われます。

小さな器用の道具で釉薬掛けを行った結果、うまく行かなかった…。

次回大きな器を作る際は釉薬は多めに用意し、大きな容器の中で掛けるようにしないといけません。

参照:「ズブ掛け」と「刷毛塗り」のメリットとデメリットをまとめたよ

まとめ

やっぱり何事も丁寧に作業をしないとダメですね。

今回は、時短のためにやったことが、全て裏目に出た感じ。

「ゆとりを持って、丁寧に」

釉薬掛けは作品の出来を左右する、最も重要な工程と意識して、時間をしっかりと確保して作業をするように心がけます。

以下、今回できた作品の一部です。