「ズブ掛け」と「刷毛塗り」のメリットとデメリットをまとめたよ

こんにちは。

僕は釉薬を「ズブ掛け」か「刷毛塗り」で掛けることが多いです。

「ズブ掛け」⇒釉薬が入ったバケツなどに、どっぷり素焼きの器を浸す施釉法です。最もよく使われている方法。

▼ズブ掛けはこんな感じです。

「刷毛塗り」⇒釉薬を刷毛で塗って行く施釉法です。釉薬の伸びが良くなるように、CMC(糊)を混ぜると塗りやすい。

▼釉薬を入れている小さなバケツ。ここで「ズブ掛け」と「刷毛塗り」の両方をやっています。

▼釉薬が掛け終わった器たち①。ここからピンホールをなくすために、釉薬を指でならす作業が待っています。

▼釉薬が掛け終わった器たち②。

ここで、「ズブ掛け」と「刷毛塗り」のメリット・デメリットを記録しておきます。

ズブ掛け刷毛塗り
メリット・均一に施釉できる
・簡単
・狭い場所で作業が可能
・気軽に作業ができる
デメリット・撥水剤を塗った部分を拭き取る必要がある
・釉薬が完全に混ざっていない場合、釉薬がダマになって付く
・それなりに大きな容器に釉薬を入れる必要あり
・大きな器の場合、塗るのが大変
・CMCが必要
・数種類の刷毛が必要

これからもこの2通りの施釉法を使い分けて、釉薬を掛けて行きます。