こんにちは。
先日ネットで情報収集をしていたら、組子という素敵なものに出会いました。
組子とは?
組子とは、簡単にいうと釘を使わずに木を組み付ける技術のことをいいます。細くひき割った木に溝・穴・ホゾ加工を施しカンナやノコギリ、ノミ等で調節しながら1本1本組付けしていきます。遠く飛鳥時代から長い年月をかけて磨きぬかれた木工技術「組子」。 釘を使用しないで木を組み付ける繊細なこの技術は、職人たちの伝統を守る心と情熱により、何世代にもわたって現代まで引き継がれてきました。 出典:組子とは 株式会社タニハタ様ホームページより
実際にはこのように使われています。(タニハタ様ホームページより)
このような使い方をする組子ですが、ミニチュアの器を並べたら面白い表現ができるのではと思いつき、サンプル用の小さい組子が売っていたので早速購入してみました。
購入したのはこちら。
▼ミニ組子 枡格子文様
無駄のない縦・横のシンプルなフォルムは和風・洋風の空間問わず溶け込みます。 出典:ミニ組子 枡格子
▼注文してすぐに届きました。
▼素敵な佇まいです。
▼早速極小の器たちを並べてみました。
▼1つのマス目は1.7センチほど。思ったより小さい…
器は全部で30個並べられるのですが、ここに収める器が圧倒的に足りません。
そこで、極小の器たちを作ることにしました。
▼まずはこんなフォルムの茶器から制作スタート。
▼今できる範囲での小ささです。
▼器が軽すぎて、すぐに吹っ飛んでしまうため、高台を出すのに本当に苦労しました。
▼マスの中に収めるとこんな感じです。
▼余白もあって、なかなかいい感じに収まっていると思います。
組子を買って、極小器たちを並べてみた。器ごと足りてないけど、このディスプレイは有り?なし? pic.twitter.com/4unsbmkYO0
— 市川 智章(のりあき)@ミニチュア陶芸家 (@ichinori1973) 2018年10月20日
組子に収まるように、さらに小さな器を作ってみました。高台も削りましたが、これが本当に難しい💦これが今の限界値かな😅 pic.twitter.com/Uj8wova9Al
— 市川 智章(のりあき)@ミニチュア陶芸家 (@ichinori1973) 2018年10月20日
あと20個くらいでいっぱいになるので、こちらも進めてみます。
マス目が全部埋まったら、部屋のインテリアとして使えるのでは?思っています。
プリンタートレイに続いて、素敵なモノに出会えました。
やっぱり木の温かみって良いな。