こんにちは。市川です。
さて、本日は窯設置のために行ったことをお話して行きたいと思います。
購入した窯はこちら。
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部屋の片付けのあと、まだまだやることが多いことに気が付きました。
以下3つ、窯設置のために行ったことです。どれも重要!
- 妻の説得
- 使用する電源の確認
- 窯設置用の移動式台座の製作
目次
なかなか言い出せずに悶々とした日々 ~妻の説得~
部屋が片付き、資金も貯まり、いざ「購入するぞ!」と決心したものの、なかなか妻には言い出せませんでした。
普通の家に陶芸用の窯を入れるなど、おそらく聞いたことなかったでしょうし、僕が妻の立場だったら「何を言っているんだ?この人は??」と思ったことでしょう。
そこで、長い時間をかけて、ゆっくりと意識に刷り込んで行きました。
作戦① リビングや食卓にカタログを無造作に置いておく
こちらの作戦、かなり有効でした。カタログを見ている僕を見た妻は、
みたいなやり取りを何度かしました。これで徐々に敷居を下げて行った感じです。
作戦② 家事はたくさんやる
結婚した当初、心のどこかに「家事は女性の仕事」という考えがありました。
1人暮らしが長かったので、一通りは自分でできますが、でもやっぱり面倒。
そこで無意識に妻を頼ってしまっていました。
しかし、ここ最近は「家事は一家の仕事。誰がやっても同じ。気が付いた人がやればいいじゃん」という思考に変わりました。
気がついたらどんどん家事をする。
なるべく妻の負担は減らす。
娘が妻にべったりなので、子育ての負担を極力減らしてあげる。
これを意識したところ、家事がスムーズに回り、妻の負担も軽減されたと思います。
やっぱり人は心にゆとりがないと、イライラするので、それを極力取り除いた感じです。
作戦③ 子供を巻き込む
保育園に通っている娘は、日々凄いスピードで成長していきます。
それには本当に驚かされます。
園ではもちろん、自宅でもよく粘土をやっていていろいろと作っています。
一緒に粘土をやりながら、「自宅で陶芸ができたら楽しいよ」という雰囲気を醸し出していました。
使用する電源の確認 ~100V電源の窯に目星を付ける~
窯の選定にはそれほど時間はかかりませんでしたが、以下の条件で探しました。
- 狭いスペースに設置できる窯
- 100V電源の窯
- 炉内がなるべく大きい窯
と言うことで、日本電産シンポ社製の「マイコン付横扉式小型電気窯DMT-01」にしました。
購入する業者さんは、「陶芸ショップ.コム」。こちらの業者の担当者様とは、メールで何度もやりとりをさせて頂きました。
とても親切丁寧な対応で、とても信頼できる業者さんです。
以下、購入についての相談をしたときのメールです。
■質問①
多数の方がマンションなどの集合住宅でご利用いただいています。
小型電気窯の場合、換気扇などは絶対条件ではありません。
窓や扉などを開けて少し通気をしていただければ問題ないと思います。
■質問②
市川様が現在どのような時間帯にどのくらい電気を使用されていて、ご自宅のコンセントでどのように配線されているか全く分からないためです。ご使用されるコンセントによっても違うかもしれません。
他の家電製品と一緒に使っても全く問題ないかもしれませんし、 電気窯をご使用される時間帯をずらせば問題ないかもしれませんし他の電気製品との併用をずらせば問題ないかもしれませんし、 契約をアップしないといけないかもしれません。
使用できないと言うような事はないと思います。
普通に使ってみて、どうしてもブレーカーが落ちてしまうなど駄目であれば、大きな電気を使う家電製品(電子レンジやドライヤーや掃除機やエアコンなど)と時間帯をずらしてご使用いただければ大丈夫だと思います。生活に支障があるようであれば、最終的に契約電気量を少しだけアップすれば大丈夫だと思います。
■質問③
熱線の交換の周期とそれにかかる費用を教えて頂けますでしょか?
どのタイミングで交換すれば良いかは人によって異なります。
ヒーター線の寿命は、単純にご使用される回数と言うことでは全くありません。お客様の主に使用される最高温度や、焼成時間、焼成雰囲気、お客様がご使用されている電源からの供給電圧など複数の要因が関係してきます。
全国で販売されれている『全ての陶芸用の電気窯』において、ご使用回数が増えていきヒーター線が劣化していきますと最高温度が徐々に切り下がってきます。
ご購入直後は最高温度は1300℃だったのが、1290 → 1280 → … → 1230 → 1220 → 1210 → 1200 → … となっていきます。
そのため、断線していなくても、どこかの時点でご希望される昇温が出来なくなってきますので、その時点がお客様にとってのヒーター線の寿命(交換時期)となります。
1250℃の昇温が出来なくて駄目だと思う方もいらっしゃれば、1230℃の昇温が出来なくて駄目だと思う方もいらっしゃれば、1200℃でも釉薬が溶けるからギリギリ大丈夫と言う方もいらっしゃいます。人によっても寿命と考える時期は異なります。
ヒーター線への負荷の面から考えますと、1230℃の焼成と1250℃の焼成では、同じ1回の焼成ではありますが、ヒーター線の消耗度は変わってきます。焼成温度が高ければ高いほど、ヒーター線の消耗は早くなってきます。
最高温度でのキープ時間が15分、30分、1時間、2時間…と高温域での焼成時間が長くなればなるほどヒーター線の消耗は早くなってきます。
12時間の焼成と15時間の焼成では、同じ1回の焼成ではありますが、焼成時間が長ければ長いほど、ヒーター線の消耗は早くなってきます。
還元焼成をかえれば、還元焼成の具合や回数や連続性などによってヒーター線の消耗は早くなります。
電源周りの面から考えますと、配線されている電線が細かったり、ブレーカーから距離が長かったりすると、最大負荷時に電圧が降下したりして、電気窯の能力を最大限に発揮できずに本来ではヒーター線の消耗度から言えば、まだ大丈夫なところでも、温度が上がり難くなる事はあります。
数値を確約する訳では全くありませんが、目安として本焼成が100回前後だと思います。使い方や電源の状態によって、早く温度が上がり難くなる方もいらっしゃれば、もう少し長くご使用いただける方もいらっしゃいます。
DMT-01はメンテナンス性を重視して設計してありますので、日曜大工が少しできる方であれば、簡単にご自身で交換する事が出来ると思います。初めての方が全段交換されるとすると3時間くらいの作業ではないかと思います。慣れた私が交換作業すると1~1.5時間くらいの作業です。
このような感じで、とても親切丁寧に答えて頂けました。
高額な製品、しかも初めての購入となると、とても不安になります。
しかし、このように答えて頂いたおかげで、その不安はすぐに期待へと変わりました。
窯設置用の台座の製作
窯は部屋の角に設置する予定で準備を進めましたが、説明書を見たところ以下のような記載がありました。

※取扱説明書はこちらよりダウンロード可能です。
常に15センチ以上壁から離して設置するとなると、部屋がかなり狭くなってしまいます。
使わないときは壁にピタリ、使うときだけ15センチ以上壁から離すことができるように、窯設置用の移動式台座を作ることにしました。
ホームセンターで調達した材料は以下の通りです。
- 60センチ×60センチの板(厚さ16mm)※180×60センチの板を購入し、それをカットしてもらいました。残りの板は、作業用机の天板に使用。※1枚で8,000円くらい
- キャスター×4つ(ロックできるもの)※1つ500円ほど
- レンガ×4つ※金額は忘れました…。1つ200円くらいだった記憶アリ
- ビス(キャスター用と補強用板との接合用)

四隅にキャスター用の穴を開け、ビスで固定。
こんな感じになります。
窯の底にはファンがあり、そこから熱を逃がす設計になっています。そこで板との高さを出すためにレンガを四隅に取り付けました。こちらは超強力両面テープを使用。
完成した写真がこちら。
前面についている金具は、指を入れて台座を移動させるためのモノです。
これでようやく窯を入れる準備が整いました。
ここまで本当に長かったな…。
次はいよいよ窯搬入のドキュメントです。
ではでは。
後日追記:窯搬入の記事はこちらを参照 窯設置完了しました
