こんにちは。
ゆびろくろで小さな器を作る際に、今ではなくてはならない道具となった石膏版ですが、より汎用性が高いものを作りました。
今までの石膏板はターンテーブルにナットをくっつけて、その凹凸を利用して装着する仕組みでした。
↓これまでの石膏板。ターンテーブルにナットをナットを直付けしているので、この石膏板は他のゆびろくろでは使用できません。
今制作を進めている石膏板は以下の写真のような感じです。
↓ターンテーブル全体を覆うような形状です。
↓石膏板の裏面はこんな感じで真っ平です。
このまま装着するとターンテーブルと石膏板の摩擦がないので、石膏板が空回りしてしまいます。
そこでこんな方法で装着します。
↓まずターンテーブルの上に給水スポンジを置き、
↓次に石膏板を装着。
↓装着したら、これまでと同じ方法で器を作ります。
↓簡単に取り外せるので、しっぴきいらず。器の形が崩れることはありません。
形にするまで結構苦労しましたが、やっぱりこうやって形になると嬉しいです。
コツコツと作って、ミニチュア陶芸教室の生徒さん達に使ってもらえればと思っています。
新しい方法で作った石膏板を試してみました。ちょっとブレがあるけど、無事成功✨ターンテーブルの上に給水スポンジを置き、その上に石膏板を重ねることで石膏板が滑るのを防ぐ仕組みです。これ何が良いかって、どのゆびろくろでも使用可能なこと。苦労したけど、やっと形になった。嬉しい😆 pic.twitter.com/wBaJZLLGRK
— ミニチュア陶芸家 / 市川 智章(イチカワ ノリアキ) (@ichinori1973) June 4, 2021