底割れ多発…、削りと乾燥は慎重に行うべき

こんにちわ。

「先生、フットサルがしたいです」、、、市川です。

先日削った器たちですが、底割れが多発しています。

削っている段階からちょっと嫌な予感はしていたのですが、その予感が的中してしまいました。

▼写真では確認しにくですが、中央にヒビが…。

▼お茶碗も高台の外側にヒビが…。

▼底割れした器ですが、せっかくなので割ってみました。成形時に内側をもう少しシャープにする必要ありです。

▼底の厚さは3mm程。外側と厚さの差が歴然です。この差をなるべくなくしていかなくてはいけません。

■成形時の反省点

  • 内側を指だけではなく、コテを使って整えること(↓の赤点線のような形にする)

  • まずは粘土を締めるところからスタートさせること

  • ろくろを引くときに、水を使い過ぎない
  • 土練りは妥協せずに、しっかりと行うこと

 

※出典:「陶芸工房 陶治」様ホームページより  

■削り時の反省点

  • こまめに底の厚さを確認しながら削っていくこと
  • 成形してから、時間をあまりおかずに削ること

■乾燥時の反省点

  • 焦らずにゆっくりと乾かすこと
  • ビニールの中での乾燥と上に布をかけるのはどっちが良い(要検証)

※これらは随時書き足していく予定。(最終更新日:2017年5月8日)

時間が限られた中での作業になってしまうので、ついつい時間内に終わらせようと妥協してしまいます。

この「妥協」が後々、大きなトラブルを引き起こします。
まずはどの工程も妥協はせずに、しっかりと確実に作業を進めることが大切。

また、今回使用したのは、かなり目の細かい粘土です。
粘土の目の細かさによっても底割れが「しやすい」「しにくい」があると思うので、それも今後実験して行きます。

せっかく窯を設置したのに、なかなか焼くものが貯まりません。
これは結構フラストレーションが溜まります…。
結局この大型連休で11個しかできず、しかもそのうちすでに3つが底割れ。

しかし、失敗することも大切なこと。
めげずに、コツコツと頑張って、コツをつかみます!

ではでは。