こんにちは。
今朝、以下のツイートをしました。
釉薬を掛ける段階になると、途端に腰が重くなる。土から形を作って、素焼きまでは楽しいが、そこで気持ちが一旦切れてしまう。何故なのか考えたところ、本焼きの回数と経験が圧倒的に足りないことに気がついた。釉薬を調合する楽しさを知れば、まだまだ陶芸は楽しくなるはず!頑張ります。
— 市川 智章(のりあき)@ミニチュア陶芸家 (@ichinori1973) 2019年2月22日
今日はこの話を少し深掘りしてみようと思います。
目次
釉薬掛けが楽しくない理由を考える
陶芸の工程は、大まかに分類すると以下のようになります。
- 成形(土で形を作ること)
- 乾燥
- 削り
- 素焼き
- ヤスリ掛け
- 撥水剤の塗布
- 釉薬掛け
- 本焼き
1~4までの工程は、苦も無くできます。
しかし、素焼き以降の工程に入ると正直気が重くなってしまいます。
それは、器の点数が多いことに起因しているような気がします。
小さな器は、一度の窯焚きで数百個作れてしまいます。
成形はコツコツとやるので、苦になりませんが、素焼き以降はこの数百という単位の作業になるので、腰が重くなるのだと思います。
▼この数を見るだけで、ゾッとしませんか?
楽しくない作業を楽しい作業に変えるためには?
素焼き以降の工程は、避けて通ることができません。
でも楽しくないものは仕方がない。
その楽しくないという感情をいかに楽しい作業に変えていくか、これが重要だと思います。
今のところ思いつくアイデアは、子供を巻き込みながら一緒に作業をするということです。
一緒に作れば、きっと楽しい作業になるはず。
早速やってみます。
釉薬の調合やテストピース焼成の経験値が圧倒的に足りないという事実
自宅に窯を入れてから約2年が経ちますが、その間本焼きをしたのは6回ほど。
これは圧倒的に少なすぎます。
最低でも毎月本焼きをしたい。
そのためには多作にならないとダメですね。
「量は質を凌駕する」とうことを肝に銘じて、作品やテストピースをたくさん作って行きます。
まとめ
器を作ることも大切ですが、テストピースによる実験で、ある程度自分の思った通りの色が出せるようになることが大切だと痛感しました。
せっかく好きでやっていることなので、苦手は釉薬掛けを克服して、さらに楽しく感じるような活動をして行きます。