「ゆびろくろ®」の量産1号機の製作が終わったよ

こんにちは。

先日受注した「ゆびろくろ®」の組み立てですが、本日無事に量産1号機の組み立てが終わりました。

参照:ゆびろくろ®の製作を受注しました

モノタロウからの部品の配送が遅れ、約2週間かかってしまいました。

ここから、量産化にあたっての備忘録を残しておきます。

目次

内部ユニットの組み立て工程

モーターやギヤボックスの組み立ては、もう何度もやっているので特に苦労はありませんでしたが、はんだコテで火傷をしてしまったのは反省点です。

▼モーターの配線が完了。

▼内部ユニットの配線が完了。

▼ユニバーサルプレートの組み立て完了。

▼使用しているネジ。ユニバーサルプレートには、3mmのネジを使います。

▼ユニバーサルプレート組み立て後。(別アングル)

▼内部ユニットをユニバーサルプレートに取付け。

これで内部ユニットの作業は終わりです。

アルミケースの加工工程

いつもは感覚でアルミケースの加工を行っているのですが、今回はしっかりと型紙を作っての作業を心掛けました。

▼工作用紙で型紙を作ります。

▼アルミケースの大きさをしっかりと測り、工作用紙を切って行きます。

▼工作用紙をカットした段階です。直線が交差するところがシャフトが通る部分になります。

▼工作用紙の上に内部ユニット一式を乗せ、ネジ穴を決めます。

カットした工作用紙は、アルミケースの外径に合わせて作ったため、結局使えませんでした。内側のケースにサイズが合うように作ることが重要です。

▼センターに20ミリの穴を開けます。最初は3mmのドリルで、後はステップドリルを使うと便利です。

▼ステップドリルを使って、穴を開けたところ。

▼最も苦労したのは内側のケースの穴あけです。今回は外側のケースを始めに開けましたが、次回からは内側のケースを先に開ける方がラクに進みます。

完成したゆびろくろ®

今回、アルミケースの仕様が変更になり、マットな感じの表面になっていました。

前回のアルミケースはこちら

今回のアルミケースはこちら

仕様変更後の方がかなり高級感があって、僕的には好みです。

最終チェックを経て、納品します

この後、最終動作確認を経て、お客様に納品する予定です。

かなりドキドキしますが、もう後戻りはできません。

腹をくくって、ゆびろくろ®の面倒を見たいと思います。

2019/1/28追記:最終チェックしました。