こんにちは。
先日受注した「ゆびろくろ®」の組み立てですが、本日無事に量産1号機の組み立てが終わりました。
モノタロウからの部品の配送が遅れ、約2週間かかってしまいました。
ゆびろくろ®︎の量産1号機が無事に組み上がりました。最終チェックを経て、来週納品です。あー、ドキドキする😅 pic.twitter.com/c83XAGJ6tl
— 市川 智章(のりあき)@ミニチュア陶芸家 (@ichinori1973) 2019年1月25日
ここから、量産化にあたっての備忘録を残しておきます。
目次
内部ユニットの組み立て工程
モーターやギヤボックスの組み立ては、もう何度もやっているので特に苦労はありませんでしたが、はんだコテで火傷をしてしまったのは反省点です。
▼モーターの配線が完了。
▼内部ユニットの配線が完了。
▼ユニバーサルプレートの組み立て完了。
▼使用しているネジ。ユニバーサルプレートには、3mmのネジを使います。
▼ユニバーサルプレート組み立て後。(別アングル)
▼内部ユニットをユニバーサルプレートに取付け。
これで内部ユニットの作業は終わりです。
アルミケースの加工工程
いつもは感覚でアルミケースの加工を行っているのですが、今回はしっかりと型紙を作っての作業を心掛けました。
▼工作用紙で型紙を作ります。
▼アルミケースの大きさをしっかりと測り、工作用紙を切って行きます。
▼工作用紙をカットした段階です。直線が交差するところがシャフトが通る部分になります。
▼工作用紙の上に内部ユニット一式を乗せ、ネジ穴を決めます。
カットした工作用紙は、アルミケースの外径に合わせて作ったため、結局使えませんでした。内側のケースにサイズが合うように作ることが重要です。
▼センターに20ミリの穴を開けます。最初は3mmのドリルで、後はステップドリルを使うと便利です。
▼ステップドリルを使って、穴を開けたところ。
▼最も苦労したのは内側のケースの穴あけです。今回は外側のケースを始めに開けましたが、次回からは内側のケースを先に開ける方がラクに進みます。
完成したゆびろくろ®
今回、アルミケースの仕様が変更になり、マットな感じの表面になっていました。
前回のアルミケースはこちら。
今回のアルミケースはこちら。
仕様変更後の方がかなり高級感があって、僕的には好みです。
最終チェックを経て、納品します
この後、最終動作確認を経て、お客様に納品する予定です。
かなりドキドキしますが、もう後戻りはできません。
腹をくくって、ゆびろくろ®の面倒を見たいと思います。
2019/1/28追記:最終チェックしました。
量産1号機の動作確認が終了。
なかなか良い機体に仕上がりました😄
やっぱり楽しい✨ pic.twitter.com/V6GHTCVMxs— 市川 智章(のりあき)@ミニチュア陶芸家 (@ichinori1973) 2019年1月27日