使ってこその器

こんにちわ。

先日本焼きが終わった器たちですが、やっと先日食卓デビューしました。

仕上がりが思ったより小さくなってしまったので、お代わり必須ですが、ダイエット用にはちょうど良いと割り切って使い始めました。

やっぱり出来上がった器は使ってなんぼだなぁと実感しました。

▼このお茶碗がデビューしました。今までは黒っぽい器を使っていましたが、白い器もお米が映えて美味しそうに見えます。

ここで新しく器を使う際にやっておきたいことを紹介させて頂きます。

それは、「お米のとぎ汁での煮沸」。

もうご存知の方も多いと思いますが、器を使う前にお米のとぎ汁で15分ほど煮沸すると汚れが付きにくくなるとか。

以下、料理研究家の冨田ただすけさんのブログより引用。

“器の使い始めは、米のとぎ汁で煮沸するといい”って、器屋さんなどで食器を購入するとそういった注意事項を記載したしおりをつけてくれたりしますよね。

普段あまり気にしないと気づかないことなんですけど、器には土から作った“陶器(とうき)”と、細かく砕いた石で作った“磁器(じき)”の2種類があります。わかりやすく言うと、ホテルの洋食器みたいに硬い器が磁器で、茶道なんかで使われる無骨な形をしたものが陶器だったりします。

買った器が磁器なのか、陶器なのか?このあたりは、器を買ったところで聞いてもらうのが一番だと思うのですが、土ものの陶器を買った時には、私も必ず米のとぎ汁で煮沸をするようにしています。

料理屋で働いていた時にはじめて“器によって汁気や香りが中に染み込んでしまう”ということを学びました。土ものの器である陶器は特にそうです。料理の汁気が染み込んでしまうと、色が悪くなったり、器自体を口に近づけた時に、料理そのものとは違う匂いを感じたりしてしまいます。

そういったことを防ぐために、米のとぎ汁ではじめに煮沸するんです。専門ではないので詳しくないのですが、米の糊のような働きとぬかの油分が、お皿の中まで染み込むことで、後から入ってくる色の濃い煮汁だったりが中に染み込むのを防いでくれるものと思います(そう信じています^^)。

やり方は以下の通り。
①米を研いだ時にとぎ汁をとっておく。
②買ってきたお皿が入る鍋やフライパンなどにお皿と①のとぎ汁を入れて中火にかける。
③じっくり鍋の温度を上げていき、沸いてきたら火を弱めて、コトコト10分から20分くらい煮沸する。
④そのまま冷まして、冷めたら取り出して洗って乾燥させて、それから使用する。
※もしとぎ汁がなければ、水に米をひとつかみ入れてから、同じことを行うとよいです。
※鍋などに入らない器のときは、温めたとぎ汁を器に入れて一晩置いておくとよいと思います。

私が器を買ったらこうしています、くらいの情報なので、参考までに(^ー^)
明日も器を買う予定なので、きちんと初めのお手入れをしてあげたいと思います!!

これはやって損はないので、知らなかった方は是非やってみてくださいね。