ワークショップを開催するために僕がやってきたこと②

こんにちは。

昨日「ワークショップを開催するために僕がやってきたこと①」という記事をアップしました。

今日はその続きを書いて行きます。

目次

会場が決まったら、まずは申し込んで自分を追い込む

僕は陶芸教室を開催する会場が決まったら、すぐに申し込みました。

「いつかやろう」は「ずっとやらない」と言うことを今までの経験で知っているからです。

ですので、自分を追い込むためにすぐに会場の予約をしました。

こうして教室開催からは逃げられない状況に…。

行動しないとピンチです。

この「お尻に火が点いた状態」が次のステップに進む大きな原動力になりました。

当日の流れを頭の中で繰り返す

会場が決まったものの、どのような内容にするかはまだ決まっていません。

僕が最初にやったのは、「当日の流れを頭の中でシミュレーションする」です。

  • 会場到着
  • 生徒さんが来る
  • 名札を書いてもらう
  • 作り方の動画を見てもらう
  • 作る器のスケッチをワークシートに書いてもらう
  • 手ろくろを使って器を作り始める
  • 乾燥させる
  • 高台を削る
  • 片付けをする
  • 参加費を徴収する
  • 解散する

など、当日の流れを何度も何度もシミュレーションしました。

シュミレーションすると必要なリストが出来上がる

何度もシミュレーションすると、自然と必要なモノのリストが出来上がります。

例えば、「作り方の動画を見てもらう」ではパソコンやルーターなどが必要で、「作る器のスケッチをワークシートに書いてもらう」では、鉛筆・消しゴム、ワークシートを印刷した紙が必要になります。

このように各手順で必要なモノをリストアップして、それを集めれば、ワークショップで必要なモノのリストが完成します。

あとは、その機材や材料を集めれば良いことになります。

ワークショップのテーマ決めが最大の山場

ワークショップのテーマを何にするかを決めるのが一番大変です。

僕の場合は、粘土と釉薬は決まったものを使い、その範囲で自由なモノを作ってもらう「自由制作」という形で運営をしています。

テーマは決める方が良い?決めない方が良い?

ここでテーマを決める・決めないのそれぞれのメリットとデメリットを書いて行きます。

テーマを決めるテーマを決めない
■メリット・全員を一度に指導できるのでラク・自分が知らない工法を逆に学べる
■デメリット・ハプニングが起こらないので、何度もやっているとマンネリになる・要望に対応できない場合がある

「お茶碗を作ろう」みたいなテーマにした方が、全員を一度に指導できるので、気持ち的にも準備物的にもラクです。

僕がやっているテーマを決めない「自由制作」は、一人一人作るモノが異なるので、指導が大変です。

しかし、やったことのない工法で指導しなくてはいけないことも多々あるので、これがまた刺激的です。

どうしてもできない場合は素直に「それはできません」と伝えますが、生徒さんから逆に教わることも多いのも事実です。

でもやっぱり怖いから、最初は友人などで試させてもらう

会場を予約して、準備物も揃えて、ワークショップの内容も考えて、、とここまで来てもやっぱり怖いのは事実。

そんなときは、友人たちを頼ると良いです。

会場費や材料費は持ち出しとなってしまいますが、それで経験値が得られれば安いものです。

まとめ

今回も長くなってしまったため、この辺で切らせて頂きます。

この段階まで来たら、あとは勇気をもって踏み出すだけなので、是非最初の一歩を踏み出してください。

次回はワークショップ中にやってきたことを書いて行きます。