こんにちは。
先日から制作を続けているミリ盆栽用の鉢ですが、釉薬を掛けました。
釉薬を掛ける前に、いくつか工程があります。
①素焼きの器にやすりをかける
→気になった部分にやすりをかけることで、表面をスムースに仕上げます。
②素焼きの器をスポンジで拭く
→やすりをかけると、粉が全体に付着するので、それをスポンジで取ってあげます。
③撥水剤を塗布する
→撥水剤を塗布した部分は釉薬を弾くので、釉薬を掛けたくない部分に撥水剤を塗布します。
ちなみに僕は扱いやすい水性の撥水剤を使っています。
↓撥水剤の塗布を終えた器たちです。ここまできて、やっと釉薬を掛ける準備ができました。
いよいよ釉薬を掛ける段階です。
→釉薬には流れやすいものがありますので、注意が必要です。釉薬が流れてしまうと、棚板に付着して、棚板を痛めてしまうことがあります。
↓釉薬を掛けた器たち。
今週末に本焼きをしたいと思います。どんな仕上がりになるか、今から楽しみです。
素焼きが終わったら、ヤスリがけ→スポンジで拭く→撥水剤を塗布します。この工程を経て、いよいよ釉薬の出番です✨完成まではまだまだ道のりが長い😅 pic.twitter.com/dHPfyV8ycy
— ミニチュア陶芸家 / 市川 智章(イチカワ ノリアキ) (@ichinori1973) May 6, 2021