こんにちは。
普段は会社員をやりながら、空いた時間で小さな器を作っているミニチュア陶芸家の市川です。
代表作は「ゆびろくろ®」と名付けたミニチュアサイズの電動ろくろです。
▼スマホでコントロールができるところが気に入っています。
さて、今日は自分の思考を整理する意味でも「作品以外でマネタイズする方法の整理」というテーマで記事を書いて行こうと思います。
目次
作品の売り切りだと、いずれ息詰まる
現在活躍している芸術家の方々は、自分の作品を売ることによって生計を立てていると思います。
作っては売り、また作っては売りの繰り返し。
自分の手を止めてしまえば、生活が止まってしまうリスクを持ちながら。
幸い僕は平日は会社員をやっているので、自分の作品が売れても売れなくても、あまり大勢に影響はありません。
しかし何かしらの創作活動をするからには、やはり資金があった方が良い素材も買うことができますし、なにかと有利です。
そんな意味でもやっぱり自分の作品を買って頂けると本当に嬉しいですし、「何だか認めてもらえたような感じ」がして誇らしい気持ちにもなります。
しかし、今のような「作っては売り、作っては売り…」のループに入ってしまうと、「いずれは行き詰ってしまうのでは?」と危機感を感じています。
じゃぁどうすれば良いのか?
創作する手を少し止めても、お金の流れを止めないようにするには、知識を総動員し、様々なツールを駆使して情報を仕入れ、それらを実行する以外ありません。
そんな中、僕がたどり着いた答えは「作品を作る工程をエンタメ化する」です。
作品を作って行く工程は、何もしなければそのまま失われてしまいます。
しかし、制作工程を写真や動画に撮って残すことで「作品」+「作品作りの記録」が残ることになります。
ここで言う「作品作りの記録」とは、映画で言うところの「メイキング映像」的なもので、ファンであれば、その「メイキング映像」は喉から手が出るほど欲しいはずです。
そのメイキング映像を何とか資産に出来ないか…。
僕は最近そんなことばかり考えています。
例えば、漁師さんが船の上で作る「漁師飯」の動画は、人によっては漁師さんが獲った魚以上に価値がある物になります。
そんな考えを作品作りにも転用し、作る工程自体を何とかエンタメ化できないものか。
浮かんだアイディアはこちら
そんなことを考えているうちに、いろいろなアイディアが浮かびました。
■商品になり得るもの
①作った器
②器を作る工程の動画
→YouTube用の動画
→陶芸教室用の動画テキスト
③小さな器を作れるスキル
→教室の開催
④ゆびろくろのレンタル
⑤ゆびろくろの代理製作
⑥代理焼成(電気窯のスペースを貸すイメージ)
■宣伝用の素材になり得るもの
①器を作る工程の写真
→Twitterにアップして、さまざまなコンテンツに誘導
→Instagramにアップして、Webショップに誘導 など