会社員をやりながら作家活動をするメリット・デメリット

こんにちは。

僕は現在、平日は会社員として働き、空いた時間にミニチュア陶芸家として活動しています。

今日は会社員をやりながら作家活動をするメリット・デメリットをまとめてみたいと思います。

目次

メリット

①安定した収入があるため、経済的な心配があまりない
②自分のペースで自分の好きな作品を作ることができる
③会社員で学んだことが活かせる(ホームページや名刺・チラシの制作など)

①について
会社員をしていると、毎月給料が入ってくるため、自分の作品が売れなくても精神的に苦しくありません。
しかし、これはメリットであると同時にデメリットでもあると思います。
と言うのは、ハングリーさがなくなり、現状に甘えてしまうからです。
しかし、家族がいる僕には、一家を路頭に迷わせるような選択はできません。
なので、これまで通りのスタイルを当面は続けて行きます。

②について
納期や制作する個数が求められないので、自分の思うままに制作を進めることができます。
「やっている感」から「やらされている感」に変わった途端にやる気が落ちる僕にとっては、自分のペースで好きな作品を作れる環境はとても魅力的です。

③について
会社員として学んだことがいろいろと活きています。
お金の処理の仕方だったり、このホームページの制作だったり。
また、何か分からないことがあった場合に、すぐに聞ける人がいる環境も大きなメリットだと思います。

デメリット

①圧倒的に制作する時間が足りない
②1日に作れる量が少ないため、スキルが伸びにくい
③個展の開催が限られる

①について
平日の日中は会社に拘束されるため、やはり圧倒的に時間が足りません。
これは大きなデメリットなのですが、逆に言うといつでも「陶芸やりたい」と思っているので、やる気をずっと高い位置で保つことができます。
これはデメリットのようで、実はメリットなのかもしれません。

②について
土に触れる時間が短いので、技術があまり伸びないということもデメリットだと思います。
しかし、すでに15年ほど陶芸はしているので、これからもそこまで大きな伸びはないのでは?と感じます。
自分にしかできない何かを突き詰め、突き抜けることで、大きく伸びて行くのかなと思います。

③について
個展などを開く際は、作家はギャラリーに常駐しないといけない場合が多いみたいです。
これは会社員には厳しい。
グループ展などをうまく使って、実績を作って行くのがベストな方法だと思います。

まとめ

あくまで僕の目線でのまとめになります。
会社員だからダメだとか、専業でやっているから良いと言っている訳ではありません。
これを読んで、何かしらクリエイティブな活動を始めてくれる人が一人でもいたら幸いです。