こんにちは。
器を作らなくてはいけないのですが、またしても「ゆびろくろ」を作ってしまいました…。
今回作ったのは、手のひらにも乗る「ゆびろくろS」です。
先日青木さんの元に旅立って行ったので、手元に1台は置いておきたく、今回作ることにしました。
ちなみに「ゆびろくろS」はこんな感じのサイズ感です。
今回はさらに気が付いた点を整理しながら、書いていきます。
まずは、「はんだこて」のこて先を交換
使っている「はんだこて」のこて先がヘタって来たので、交換しました。
▼使っているうちに、こんなこて先になってしまいました。これでは、はんだが上手くくっつかない…
▼新品のこて先です。これで作業効率大幅アップ!
ケーブルの色分けはやっぱり分かりやすい
以前まとめた配線図の通りにケーブルの色分けをしました。
配線図のおかげで、迷わずに作業ができました。
部品はトレーやお皿に入れると良いよ
まずは内部ユニットの組み立てから行いましたが、部品が多いので紛失しがちです。
そんなときは、部品一式をトレーやお皿に入れると便利です。
▼こちらは万能選手の豆腐の空き容器です。こちらにはギヤを。
▼お皿にはネジなどを入れました。
ギヤがうるさいというトラブルが発生
トルクがあるモーターに変更したので、回転数を上げたギヤ比にしようとしましたが、組んでテストしたら騒音がひどい…。
何度組みなおしても、この騒音は消えません。
試しにギヤ比を変更してみたら、あっさりと解決。
回転数を失う代わりに、トルクを手に入れた形ですが、いつもの比率なので良しとします。
アルミケースに穴を開けるときの技を開発
内部ユニットをアルミケースに固定した際、上部のケースの穴開けには毎回苦労するのですが、今回新たに開発した技によって、楽に作業できるようになりました。
▼アルミケースに内部ユニットを設置したところ。このとき、シャフトの上に小さな丸いシールを置きます。(くっつく面を上向きに)
▼この状態でアルミケースの上部を慎重に重ねると、↓のように内部にシールがくっつきます。このくっついた部分に穴を開ければ、ズレずに開けれるというものです。
スイッチの穴を開ける
スイッチの穴は、左2センチ・下2センチで8mmの穴を開けます。
▼マジックでマーキングして、そこに穴を開けます。
スイッチのタイプを間違える…
モノタロウで購入したスイッチですが、買った商品名を良く見ると「トグルスイッチ MS-500シリーズ ノンロック」とあります。
このノンロックが厄介で、オン状態で固定できないタイプでした…。
通販だと良くある失敗ですが、いい教訓になったので、新しいスイッチを秋葉原で購入してきます。
スイッチは間違えたけど、一応完成
スイッチのタイプを間違えましたが、一応完成しました。
動作もいい感じです。
器を作らず、ろくろを作る休日。3時間ほどで完成😄やったぜー👍 pic.twitter.com/UgCIlqo2CP
— 市川智章(のりあき)@両国 豆窯📪 (@ichinori1973) 2018年4月7日
はんだ付けのときは、ペンチに持たせるとラク
はんだ付けをする際は、両手が自由になった方がラクに作業ができるので、僕はこのようにペンチを使っています。
▼こんな感じでペンチで固定してから作業するとラクです。
まとめ
今回気が付いた点をまとめます。
- はんだはこて先が命
- ケーブルは色分けすると分かりやすい
- 部品はトレーやお皿に
- ギヤがうるさいのは、部品の個体差による
- アルミケースに穴を開けるときは、小さなシールを使うと便利
- スイッチは、ON状態で固定できないものもある
- はんだ付けのときは、ペンチに部品を持たせるとラク
これでひとまず「ゆびろくろ」の制作はストップして、器作りに注力します。