ベルント・フリーベリ氏を心の師とします

こんにちは。

今までミニチュアの器は、気の向くままに作っていました。

しかし、それだと自分が上達しているのかを客観的に判断することが難しい。

と言うことで、心の中で師匠を持つことにしました。

その方の名は、ベルント・フリーベリさん。

Berndt Friberg(ベルント・フリーベリ)
スウェーデンを代表する陶芸家のひとり。【1899-1981】
1899年、スウェーデンの陶芸が盛んなエリア”ボガナス”で生まれ、13歳からボガナス製陶所で作陶助手として働いた後、20年に渡って下積み時代を送る。1934年からはグスタフベリ製陶所に籍を置き、巨匠ウィルヘルム・コーゲ氏に師事。1941年に独立し、グスタフベリ製陶所内に自らの工房を設立し、日本や中国、朝鮮の古陶器からインスピレーションを得てフォルムや釉薬を追求しながら生涯数万に及ぶ器を製作した。繊細な美しさと同時に強さも持ちあわせる作品の数々は、彫刻としても見ることができると評され、MoMAやメトロポリタン美術館、スウェーデン国立博物館など各国のミュージアムにも所蔵されている。

引用:ユナイテッドアローズホームページより

作品はどれも、本当に素敵です。

釉薬はまだまだ勉強中なので、まずは形を真似して作るところから始めたいと思います。

例えば、こんな形とか。

こんな形も良いなぁ。

こんなに小さいんだぁ。

今、僕は「守破離(しゅはり)」で言ったら、「守」を始めたばかり。

守破離(しゅはり)は、日本での茶道、武道、芸術等における師弟関係のあり方の一つ。日本において左記の文化が発展、進化してきた創造的な過程のベースとなっている思想でもある。個人のスキル(作業遂行能力)を3段階のレベルで表している。

まずは師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行が始まる。その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」。最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。

武道等において、新たな流派が生まれるのはこのためである。

個人のスキル(作業遂行能力)をレベルで表しているため、茶道、武道、芸術等だけでなく、スポーツ、仕事、勉強、遊び等々、世の中の全ての作業において、以下のように当てはめることができる。

守:支援のもとに作業を遂行できる(半人前)。 ~ 自律的に作業を遂行できる(1人前)。
破:作業を分析し改善・改良できる(1.5人前)。
離:新たな知識(技術)を開発できる(創造者)。

引用:Wikipediaより

まずは真似をしまくって、少しでも早く自分の型を作って行きたいです。

2018/3/5追記:参考用のホームページはこちら。動画もあり、貴重です。