陶芸の楽しさを伝えるということ

こんにちわ。

陶芸にドはまりして、もう14年が経ちます。

元々祖父の影響で始めた陶芸ですが、今後悔していることは、祖父が亡くなったあとに始めたと言うことです。

もし今祖父が生きていたら、いろいろと聞きたいことがあったのに、、、と思うことが多々あります。

祖父が亡くなってしばらくしてから、祖父がはまっていた陶芸ってどんなものなんだろう…と思い、試しに始めてみたら、本当に楽しかった。

ワクワクが止まらず、自分で作った器が焼き上がるのを、まだかまだかとドキドキしながら待っていました。

そのワクワクは今も同じ。作る度にワクワクし、窯を開けるたびにドキドキしています。

祖父が残してくれた陶芸。

これは一生大切にしないとな。

陶芸を体験したあの日以来、今までずっと陶芸の虜です。

起きている時間のほとんどは、陶芸のことを考えています。

僕は小心者で、陶芸を始めたときに、陶芸の世界に飛び込む勇気がなく、平日は会社員として働き、週末を陶芸に充てる生活を続けています。

でも、この生活が自分には合っていたのかなぁと、最近よく思います。

仕事としての陶芸は、ひたすら器を作り続けなくてはいけません。

そうすると新しいことにチャレンジする「心の余白」がなくなり、日々同じ作業の繰り返しになってしまう気がします。

「心の余白」がなくなると、楽しさが義務へと変わってしまい、大好きな器作りが好きでなくなってしまいそう。

だから、今のこの環境に感謝し、「上手い素人」と言うポジションを確立して行きます。

また、それと同時に、楽しさをたくさんの方に伝え、陶芸の底辺を広げる作業を日々少しずつやって行きます。