遠回りするかもしれないけど、独学は楽しいという話

こんにちわ。

先月から始めた「ゆびろくろ」の製作ですが、ようやく完成する目途が立ちました。

右も左を分からないままスタートした今回の電子工作でしたが、試行錯誤の結果、プロトタイプの完成までこぎつけました。

そこで今回はこの経験も踏まえて、「独学は楽しいよ」という話を書いて行きたいと思います。

目次

興味を持ったものは、フライングでも良いので、まずは始めてみる

今回製作した「ゆびろくろ」ですが、「旅先などで、ろくろを使って陶芸をしたい」という考えが出発点になっています。

「持ち運べるろくろ。そんなのあったら良いなぁ」くらいの思い付きでした。

しかしこの思い付き、ネットを使っていろいろと情報を集めてみると、何となく実現できそうだということが分かってきました。

この段階で、もう材料を調達するためにあちこちに通いました。

秋葉原の電気街、後楽園のドイト、錦糸町のダイソーなど、、多いときは週5でダイソーに行って素材を調達していました。

フライング気味でも一度動いてしまえば、モチベーションは高い位置のままキープできるので、そのまま動き続けることが可能になります。

分からなくても「まずは始めてみる」。これ鉄則です。

失敗は成功へと繋がっている

今回の「ゆびろくろ」。

始めは動力として電動リューターを使用するところからスタートしました。

しかし、リューターではトルクが足りず、電動ドリルに動力を変更。

充分なトルクは得られましたが、不格好なので、これも却下。

結局タミヤの「4速パワーギヤボックスHE」に落ち着きました。

動力一つ決めるのにも、こんなに変更をしていますが、自分で全て実験をしているので、知識として身に付くのが早かった気がします。

一つ一つの工程は失敗続きでしたが、結果それが成功へと繋がりました。

独学では、失敗する確率が格段に上がりますが、その失敗の工程全てが自分の財産になるため、あながち遠回りとは言えないかもしれません。

当たり前のことができただけでも、本当に嬉しい

独学で物事を学んでいると、小さな発見がとても楽しく感じられます。

僕の場合はスイッチの配線一つでも、正常に動作した際は言葉では表すことができないくらい嬉しかったです。

スイッチの配線なんて、分かる人がやればただの作業ですが、こんな小さなことでも独学で学んでいる人には貴重な体験になります。

このように小さな成功体験の積み重ねで、独学で物事を学ぶのはどんどん面白くなって行きます。

自分が学んだものをアウトプットする場を作ると、クオリティーはおのずと上がる

僕はこのブログで、製作の工程などを大雑把にですが公開してきました。

アウトプットの仕方には改善の余地があると自分でも理解していますが、まずはアウトプットをすることが大切と自分に言い聞かせながらこのブログを書いています。

人間単純なもので、やっぱり誰かに褒めてもらえると嬉しい。

僕の場合は、コンテストの一次審査に通ったことが、何だか褒められたようでとても嬉しかったです。

まとめ

インターネットで情報が簡単に収集できるようになった今、独学というのは何かを学ぶ良い手段なのではと思います。

誰かに教えを乞うのも良いかもしれませんが、時間があるのなら、まずは独力でやってみる。

1人でやって、何を試してもクリアできないくらいの壁にぶち当たったら、誰かを頼る。

これが自分を成長させるためには一番早いのではないかと思います。

結局、独学って遠回りをしているように感じますが、何だかんだで最短ルートだったりするのかもしれません。

もし、これを読んでいるあなたが何かを始めようと躊躇しているのなら、僕は声を大にして言いたい。

「まずは気軽に始めてみたら?」

何かを始めようとすることを悩むのはもったいない。

そんな時間があったら、何かを始めてから悩む時間に充てて欲しいです。