市川、釉薬の調合はじめるってよ

こんにちは。

自宅に窯を入れて、もうすぐ1年が経ちます。このタイミングで釉薬の調合を始めることにしました。

目次

釉薬の調合、何をすればよいが分からず…

釉薬の調合は、ずっとやりたいと思っていましたが、始めるにはなかなかハードルが高いと思います。

そこでまず何をやったかと言うと、図書館で本を借り、ネットで動画を見ることをやりました。

しかし、本を読んでも動画を見ても、実際に手を動かしていないので、まるで頭に入ってこない…。

もう、実際にやるしかないな…と言うことで、今回やってみることにしました。

ネットで入門編のキットを購入

いつも機材を購入している「陶芸ショップ.com」さんで「オリジナル釉薬セット」を購入しました。

こちら、釉薬初心者には嬉しいキットとなっています。

▼同時にいろいろなものを買ったので、大きなダンボールで届きました。

▼ダンボールを開けたところ。丁寧に梱包されています。

▼こちらが「オリジナル釉薬セット」です。

▼中はこんな感じで、釉薬の元となる原料がぎっしり入っています。

▼酸化鉄と酸化銅。これを混ぜると発色するみたいです

▼長石や珪石がたくさん。

▼中に入っていた説明書です。この一枚に、重要な情報がぎっしり。

金絵付け入門セット・シルバーマットも購入

今回、同時に「金絵付け入門セット」と「シルバーマット」も購入しました。

こちらは、本焼きが終わった器に塗って、再び700度くらいの温度で焼くと、金や銀が発色するというものです。

■金絵付け入門セット

金絵付けに必要な道具と金液をセットにした入門セットです。説明書付きです。

セット内容:金液 ブライト金 11% 一般用 2g、金油(一般用) 10g、テレピン油 50g、面相筆、絵具皿 1枚

引用:陶芸ショップ.comより

■シルバーマットの概要

艶を消した銀(シルバー)色に輝きます。金油、トクオール、テレピン油などの希釈剤を少量(10%以内)加え攪拌して使用します。原液のままでも使用できます。

色:銀色

焼成温度:650〜750℃

その他:液体 一般用

引用:陶芸ショップ.comより

▼金絵付け入門セットを開けたところ。

▼こちらが説明書です。

▼シルバーマットはこんなに小さい。なかなかの匂いを放っています…

アルミかきべらとカンナも購入

削りをする際に一番消耗するアルミかきべら2本と新たにカンナも購入しました。

▼僕はこのカンナが一番使いやすいです。リンクはこちら

▼仕上カンナを使うのは初めてです。リンクはこちら

釉薬沼に足を踏み入れました

陶芸には終わりがありません。釉薬の調合にも終わりはありません。

よくカメラが趣味の人が、レンズに懲りだすことを「レンズ沼にはまった」と言いますが、僕はまさに「釉薬沼」に足を踏み入れました。

今回釉薬の調合を始めたことで、この調合作業は死ぬまで続くはずです。

学生時代、化学は本当に嫌いでしたが、自分が調合した釉薬がどのように仕上がるのか…。これは考えるだけでもワクワクします。

そう言えば、小学?中学時代にマグネシウムを燃やす実験があったのですが、それは今でも鮮明に覚えています。

実体験はやっぱり記憶として定着しやすいのでしょうか。

とにかく、自分で調合した釉薬で作った、納得のいく器を早く作りたい。

日々、ワクワクが止まりません。