今度の釉薬掛けは刷毛塗りで

こんにちわ。

先日撥水剤を塗った素焼きを終えた器たちですが、いよいよ釉薬を掛けます。

前回はちょっとうまく行かなかったので、今回は事前に勉強をしました。

まず、釉薬の食いつきが良くなるように、CMCというものを使用します。

▼CMCの作り方

 

こうして作ったCMCの溶液を、釉薬に混ぜます。

どのくらい混ぜたか良いのか分からず、いろいろと調べていると、こちらのサイトにたどり着きました。

精釉情報室

こちらの記事の中に、以下の記載を見つけました。

■どのような時に使用するのか?

→釉の密着性・粘性が乏しい時や釉に触れた時、触れた手などの模様が付いて都合が悪い場合など。(吹き掛け時)(2度掛け釉や釉に接着性が特に必要な場合)

■溶かし方(製法)と添加目安

→標準的な溶液はCMC原料を1に対して30~40比率のお湯で溶きます。(30~40分の1程度)
まず容器に先にお湯を入れCMC原料を入れ泡立て器などを使って混ぜ、徐々に均等な溶液にします。(料理用のミキサーなどがあればもっと便利です)
出来上がったCMCを必要な釉1Lに対し大さじ一杯程度が目安となりますが、場合によってはこの限りではありません。(釉の諸条件によって様々です)

■注意点

→CMCの添加した釉を長期に放置・保存をしていますと、釉が腐ったり、粘性がなくなったりする事があります。(特に夏場になりやすく、悪臭を放ちます注意)
→この様になってしまった時などは、もう一度新しいCMCを足すか、破棄するか、乾燥し調整し直すかしかありません。(出来るだけ使い切れる分だけにしましょう)

今回の釉薬掛けはズブ掛けではなく、刷毛で塗ってみます。↓の動画を参考にします。刷毛塗りの説明は9分くらいから。

 

 

慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、地道に自分のものにして行きます。

あっ、釉薬掛け用の道具(↓)、今度作ってみます。